2023年6月2日 NHK 総合「きょうの料理」では料理研究家の土井善晴さんにより「ふつうにおいしいもん」のタイトルで、新ごぼうを使ったシンプル料理「きんぴらごぼう」「肉ごぼう」が紹介されました。難しいレシピを覚えるよりも、なじみのある昔から食べてきた一品を作れるようになることが、料理好きになる近道です。シンプルな料理こそ素材の持ち味とその人らしさが出るようです。あなたらしい料理を作ってみませんか?
ちょっと料理に慣れてきた一人暮らしの学生さん、単身赴任のお父さん、ぜひレシピを見なくても作れる料理を増やしていってください。
#土井善晴 さんの
「新たまねぎの蒸し煮」
レシピを放送前に公開中▼https://t.co/LPLmbwVpv0食材の持ち味をいかすなら断然
「蒸し煮」。
フライパンで軽く炒め、ふたをして弱火で蒸し煮にします。2日(金)昼0時20分〜[総合]で
放送予定です。#きょうの料理 pic.twitter.com/fWBUMMvyvZ— NHKきょうの料理公式 (@nhk_ryouri) June 1, 2023
<NHKきょうの料理公式ツイッターより引用>
「きんぴらごぼう」の作り方
ごぼうのささがき
きんぴらごぼうは日本のおかずを代表する一品です。ごぼう1本くらいの量の(約きんぴら2人分)のささがきなら、時間はかかりません。ささがきが出来たら、しょっちゅうきんぴらごぼうが作れます。ささがきの作り方は、文字では伝わりにくいですが、包丁を持つ手と反対の手でごぼうを持ってまな板に押し付け、まな板の上でクルクル一方向に回しながら包丁を角度をつけて自動車のワイパーのように動かします。多少形が不揃いでも全く気にすることはありません。
ごぼうのあくぬき
ごぼうといえばあく抜きをしなければならないイメージですが、ごぼうが赤茶色くなるのはポリフェノールです。そのため、土井先生もおしゃっていましたが、あく抜きは不要です。
材料(2人分)
- 新ごぼう…100g
- 赤とうがらし…1本
[A]
- 砂糖…大さじ1
- 酒…大さじ1
- しょうゆ…大さじ1
●植物油(米油やなたね油など好みのもの)
作り方
1.ごぼうはたわしで洗い、ささがきにする。赤とうがらしは種を除き、2~3等分に切る。
2.鍋に植物油大さじ1とごぼうを入れ中火で熱し、赤とうがらしを加えて軽く炒める。
「肉ごぼう」の作り方
肉ごぼうも「きんぴら」です。というのは、上に書いてある「きんぴら」とおなじ調理法でごぼうをこっくり柔らかく煮たものだからです。
ささがきにして、サッと短時間で作るか、太く切って時間をかけて柔らかくなるまで煮るか。どちらも美味しいです。その時の時間の余裕と気分で、どちらも覚えておくと、レパートリーが増えますね。肉を入れるとその分美味しくなりボリュームのある「肉ごぼう」になりますが、肉はなくても問題なしです。
材料(2人分)
- 新ごぼう…100g
- 豚角切り肉…100g(バラ肉、赤身の肉などがよい)
- 粉ざんしょう…適宜
●植物油(米油やなたね油など好みのもの)・酒・砂糖・しょうゆ・黒こしょう(粗びき)
作り方
1.ごぼうはたわしで洗い、4~6㎝長さに切り、太ければ縦半分に切る。
2.鍋に植物油大さじ1を中火で熱し、ごぼうを炒める。油がなじんだら豚肉、酒カップ1/4、水カップ1/2を加える。
3.煮立ったらアクを取り、砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ1加え、落し蓋をして弱火で15分~20分間煮る。
4.落し蓋をとり、火を強めて煮汁がなくなるまでいりつける。照りよく仕上げ、黒こしょう適量と粉ざんしょうを加えてからめる。
その他の紹介されたレシピ
まとめ
本記事では「きょうの料理」で放送された、「きんぴらごぼう」と「肉ごぼう」をご紹介しました。切り方、加熱時間の違いで同じごぼうでも2種類のおかずが出来上がりました。味付けも、レシピ通りだけが正解ではありません。ガッツリたくさん食べる時、お酒のおつまみ、お弁当に入れる用などなど、その時に応じて調整してみてください。和食のハードルは決して高くありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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きょうの料理
放送
- Eテレ(月・火曜) 午後9:00~9:24
- 総合テレビ(金曜) 午後0:20~0:43
再放送
- Eテレ(火・水曜) 午前11:30~11:54
- Eテレ(水曜) 午後9:00~9:23
- Eテレ(翌月曜) 午前11:30~11:53
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