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【きょうの料理】井澤由美子さんの『カリカリ塩青梅』の作り方

きょうの料理
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2024年6月3日初回放送 NHK「きょうの料理」では料理研究家の井澤由美子さんにより私の梅の手仕事・いろいろな梅で梅遊びということで、梅を使ったレシピが紹介されました。

スーパーの店先に青々とした梅が並ぶ季節になってきました。フレッシュな青梅を使うレシピ、黄色く熟した梅を使うレシピ。それぞれの時期によって違った魅力がある梅。少しずつ色々な味を作ってみて、自分好みの梅を見つけませんか?

ここでは、青梅を使った『カリカリ塩青梅』の作り方をまとめます。

塩青梅は普通の青梅の漬け方より氷砂糖を減らして粗塩を増やし、昆布のうまみも加えます。お酒やご飯のおともにぴったりの味になりますよ。

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カリカリ塩青梅の作り方

青梅は手に入れたらすぐに、完熟梅は全体が熟したタイミングで漬けこめるように、下準備をしなければなりません。

保存食を作るのは準備作業が大変ですが、この作業を井澤由美子さんのように「楽しい手遊び」と認識するとわくわくしますね。

今年の梅はどんな味になるか想像しながら、楽しく遊びましょう。

材料(作りやすい分量)

  • 青梅(下処理をしたもの/*下記参照)…500g
  • 粗塩(マグネシウム含有量の多い海塩がおすすめ)…40g
  • 氷砂糖…50g
  • りんご酢(または酢)…大さじ1

青梅の下処理

1.ボウルや洗いおけにたっぷりの水をはって梅を入れ、やさしく洗ってざるに上げる。

勢いよく流水をかけるのはNG。梅を傷つけないようにため水で洗います。

2.青梅は洗ったあと、新しい水に2〜3時間つけてアク抜きをする。

あく抜きは青梅の処理です。完熟梅は洗ったらすぐざるに上げて!

3.紙タオルや清潔な布巾で水けを拭きながら、なり口のヘタを竹串で刺して取る。

ヘタを取るとき何度も串を刺すと梅が傷つくので、取りにくいときはそのままで

4.くぼみに水が残っていたら落としてざるに並べ、時々上下を返して1~2時間乾かす。

水気が残っているとカビなどの原因になるので、しっかり乾かせて

容器の消毒

*梅の保存食に使う容器は、酸に強いガラスホウロウのものがおすすめです。梅の下処理と同時に、容器や道具なども消毒してからつくりはじめましょう。

アルコールを使う場合

きれいに洗って水けを拭いた容器に食品用アルコールを吹きかけ、自然に乾燥させるか、紙タオルで拭き取る。熱湯厳禁の容器やふた、大きな瓶などはこの方法で。

 煮沸する場合

耐熱ガラスの容器は煮沸消毒も可。内側に布巾を敷いた鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで弱めの中火にかける。沸騰後、5分間ほど煮沸し、拭かずに自然に乾かす。

漬け方

  1. 青梅はポリ袋に入れて粗塩大さじ1を加え、袋の上からこすりつけて全体にまぶし、10〜15分間おく。(この粗塩は、分量40gから大さじ1を使う)
  2. 袋から出し、まな板の上で転がらないように、なり口側を包丁で薄くそいで平らにする。
  3. そいだ面を下にしてまな板に置き、縦にグルリと1周切り目を入れる。90度回転させ、さらに縦に1周切り目を入れる。
  4. 上に別のまな板をのせ、グッと押して割る。果肉を4等分にし、種を取る。
  5. 昆布は4等分に切る。
  6. 保存容器に昆布、梅の果肉、氷砂糖を数回に分けて重ね、りんご酢を加える。
  7. ふたをして2~3時間おき、氷砂糖が溶けてきたら容器を振って全体を混ぜ、冷蔵庫に入れる。粗塩と氷砂糖が溶けきるまで1日1~2回、その後も時々容器を回し、汁けを行き渡らせる。

梅に塩をした後、長時間おくと梅が柔らかくなりすぎて割りにくくなるので、必ず様子を見ながら放置しない。

食べごろ:4~5日間おいて味がなじんだら

保存:時々汁を全体に回し、冷蔵庫で6か月間

その他の紹介されたレシピ

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まとめ:きょうの料理「カリカリ塩青梅」井澤由美子さんのレシピ

本記事では「きょうの料理」で放送された、井澤由美子さんの「私の梅の手仕事」シリーズから、『カリカリ塩青梅の作り方をご紹介しました。

梅は下処理に一手間かかりますが、ぜひ自分の好みの味を見つけるために楽しんでください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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きょうの料理

放送

  • NHK Eテレ(月・火・水曜) 午後9:00~9:24

再放送

  • 総合テレビ(木曜) 午前11:05~11:29
  • NHK Eテレ(火・水曜・翌月曜) 午前11:30~11:54

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