2024年10月21日 NHKEテレ「グレーテルのかまど」で放送された『塩ようかん』の作り方を紹介します。
今回のお菓子「塩ようかん」は、諏訪地方の郷土菓子です。
大正時代に花開いた児童文化をさまざまな角度から支え続けた画家・武井武雄。武井さんがが残した数々の作品のなかで異彩を放つのが『日本郷土菓子図譜』。全国から集め、食べ、描いたお菓子は169点にものぼり、今はもうない郷土菓子も多く、菓子文化の貴重な記録と言えます。武井さんが故郷随一の味だと描いたのが、『諏訪の塩ようかん』です。
材料及び作り方をまとめましたので、ぜひ参考になさってください。
塩ようかんの作り方
画像:グレーテルのかまど
材料 (流し缶1台分)
[塩ようかん]
- 糸寒天…8g
- 水…500ml
- グラニュー糖…260g
- 小豆こしあん…700g
- 塩…3g
[くるみ入り塩ようかん]
- 糸寒天…8g
- 水…500ml
- グラニュー糖…260g
- 小豆こしあん…700g
- 塩…3g
- くるみ…50g
[甘酒クリーム]
- クリームチーズ…100g
- グラニュー糖…15g
- 甘酒…20ml
- セミドライいちじく…60g
[仕上げ]
- 金箔(無くてもよい)…適量
塩ようかんの準備
- 糸寒天を一晩水につけておく。
塩ようかんをつくる
- 糸寒天と水を鍋に入れ、火にかけて煮溶かす。
- グラニュー糖を加え、溶けたらさらしでこす。
- 小豆こしあんを加え、内容量が1㎏になるまで煮詰める。
- 塩を加え、ひと煮立ちさせる。
- 流し缶に流し、常温でかためる。
- 好みの大きさにカットする。
くるみ入り塩ようかんの準備
- 糸寒天を一晩水につけておく。
- くるみを180℃のオーブンで10分ローストしておく。
くるみ入り塩ようかんをつくる
- 塩ようかんの手順「1」~「3」と同様に、内容量が950ℊになるまで煮詰める。
- 準備したくるみを粗くみじん切りにする。
- 「1」に「2」と塩を加え、ひと煮立ちさせる。
- 流し缶に流し、常温でかためる。
甘酒クリームをつくる
- セミドライいちじくを細かく刻む。
- クリームチーズをかき混ぜてクリーム状にし、グラニュー糖を加えてすり混ぜる。
- 甘酒を少しづつ(3回程度)に分けて加えながら混ぜる。
- 刻んだいちじくを加えて混ぜる。
くるみ入り塩ようかんのアレンジ
- 短辺を3等分にし、さらに1㎝厚にカットする。
- 甘酒クリームを適量サンドする。
- 冷蔵庫でしばらく寝かせる。
- 対角線上にカットし、金箔を飾る。
まとめ:グレーテルのかまど|武井武雄の描いた塩ようかんのレシピ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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『グレーテルのかまど』
放送:NHKEテレ(毎週月曜) 午後10時
再放送:NHK総合(毎翌週月曜) 午前11時05分
NHKEテレ(毎翌週水曜) 午後3時10分
【声】キムラ緑子
【出演】瀬戸康史
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