そろそろ桜の開花が待ち遠しい季節になりました。日本気象協会によると今年の香川県内の桜の開花予想は平年並みの3月25日頃だそうです。香川県でおさえたいお花見スポットの1つ、三豊市詫間の『紫雲出山(しうでやま)』。以前は、渋滞で車が動かないこともあったようですが、2021年よりマイカーで登る場合は完全予約制になったので、ゆっくり桜をみることができるようになりました。
紫雲出山について
紫雲出山(しうでやま/しうんでやま)は、香川県三豊市にある山で、瀬戸内海に突き出た荘内半島内に位置する。瀬戸内海国立公園内にある。標高352メートルで、山頂の展望台からは東に備讃瀬戸や瀬戸大橋、水島臨海工業地帯、西に燧灘、南に四国山系、北は福山市や笠岡市の笠岡諸島などの山陽路と、360度見渡せる展望が広がっている。紫雲出山は頂上付近を除き、ほとんどを花崗岩で形成されている。山頂一帯に弥生時代中期の高地性集落の遺跡群があり、遺跡館が併設されている。山頂に至るドライブウェイのふもとには、竜宮城を模した公衆トイレが設置されている。1986年には林野庁などによる森林浴の森100選に、2004年には香川のみどり百選に、2018年には四国八十八景71番に選定されている。
「2019年行くべき52カ所の旅行先」としてニューヨークタイムズが第7位に選出し日本唯一ランクインした「瀬戸内の島々」の代表の写真が紫雲出山の夕暮れの桜であった。
(Wikipediaより引用)
Wikipediaにもあるように、2019年にニューヨークタイムズ誌に写真が掲載されたり、2022年には、フランスの日刊紙「ル・フィガロ」の電子版に『日本で桜を鑑賞するのに最も美しい場所」の1つとして紫雲出山が掲載されました。
このことから、紫雲出山はいっきに海外からも注目される桜のスポットとなり、外国人観光客も増える予想です。
お花見をする人がみんな気持ちよく安心・安全に過ごせるために、渋滞緩和や混雑緩和を目的として、今年もマイカーでの入山には事前予約が必要となります。
2024「紫雲出山」桜シーズン入山予約対象期間
紫雲出山アクセス方法
マイカーで入山
徒歩で入山
徒歩で入山⇒予約不要 (混雑時、入場制限有)
- 片道90分(ふもと駐車場<大浜漁港>から山頂まで)
- 徒歩専用の四国のみちを利用すること⇒登山口からのルートは車両専用道です。危険ですので、必ず徒歩専用の道を利用下さい。
- 桜募金1人500円⇒入山チケットなどの料金は必要ないですが桜保全のため山頂にて桜募金に協力ください。
※山道は滑るので、登山初心者やハイキングに慣れてない人にはおすすめできないようです。
※夜間通行は危険なので、16:00には下山してください。
※徒歩で入山の人は予約は不要ですが、混雑時には麓の徒歩専用駐車場の状況で入山できない場合があります。土日は混み合うので平日がおすすめとのこと。
<徒歩専用駐車場>
その他の入山方法
車いすタクシーサービス開始
2024年より、紫雲出山のユニバーサルなサービスの第一歩として「車いすタクシーサービス」が試験的に開始されます。
2024-shiudeyama-1桜マルシェ、その他情報
※桜シーズン期間、大浜漁港で桜マルシェ開催 三豊の特産品を販売
時間:9:30~17:00頃(売り切れ次第終了)
※お手洗いは山頂、山頂駐車場、大浜漁港、荘内自然休暇村センターに有り
※現在、山頂の桜は保全中のため大幅に剪定中。第2駐車場からの景色がお勧めスポット。
紫雲出山の映え写真
この投稿をInstagramで見る
<香川県三豊市観光案内所公式インスタグラムより引用>
自慢の写真が撮れたらぜひ応募してみてください。ニューヨークタイムズの目に留まるかもしれませんよ。
まとめ
紫雲出山の桜は、樹齢70年が経過しており老木化が進み、また桜の伝染病が山全体に広がったので、新しい枝を育てるために大規模な剪定を行ったようです。
今は、美しい景色を取り戻すために、一本一本の木を調査し管理をしているそうです。
2024年は桜の植樹も行われる予定です。
この美しい場所・景色を、これから先もずっと守っていけるように、マナーを守ってお花見を楽しみたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
三豊市観光交流局公式ホームページはこちら
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