香川県内のスポーツ界において卓越した成績を収め、あるいは振興・奨励に寄与した個人や団体に贈られる「四国新聞スポーツ賞」。2022年度、第62回の今回は、3個人・1団体が選ばれました。その中の1人が、競泳の花車優選手（キッコーマン＝丸亀高出）です。
＜四国新聞スポーツ賞＞
- 競泳 花車優 （キッコーマン＝丸亀高出）
- 高校野球 浅野翔吾 （高松商高）
- 新体操 喜田未来乃 （高松中央高）
- 尽誠学園高男子ソフトテニス部
花車選手は、先日は、香川県スポーツ栄光特別賞も受賞しており、とにかく、2022年の香川県のスポーツ界を語るにあたり、外せない注目選手であることは間違いありません。
パリ五輪を目指して気合が入っている様子の花車選手。香川県民としては、ぜひ応援したい注目選手の一人です。花車優選手のプロフィール、家族・兄弟は？、出身校はどこ？所属クラブは？コーチは？等、まとめてみました。
花車優選手のwikiプロフ
| フルネーム | 花車優（はなぐるま ゆう） |
|---|---|
| 国籍 |  日本 |
| 泳法 | 平泳ぎ |
| 所属 | キッコーマン |
| 生年月日 | 2000年1月28日（23歳） |
| 生誕地 | 香川県坂出市 |
| 身長 | 181cm |
| 体重 | 70kg |
（Wikipediaより引用）
花車優選手のヒストリー
花車優選手の水泳人生は、生後半年で入会したベビースイミングから始まっています。お母さんも水泳選手だったようで、小学生の頃は、お母さんにアドバイスを受けることもあったそうです。
花車選手の実力は小学生のころから頭角を現しており、小学4年の時にはもう全国大会に出場していました。苗字が珍しいことや、イケメン選手であること等々の理由で、すごく記憶に残っていますが、リレーや平泳ぎで入賞して新聞に名前が載っているのを何度も見たことがあります。
高校2年生のインターハイでは100ｍ平泳ぎで優勝、200m平泳ぎで3位。この泳ぎを見た元日本代表監督の平井伯昌さんからスカウトを受け東洋大学に進学したようです。
大学1年生の時の夏季ユース五輪では200m平泳ぎで優勝しています。
香川の花車選手が日本の花車選手になり、そして世界に通用する選手として一気に才能が開花したのは、2022年です。
2022年5月の日本選手権で200m平泳ぎで優勝し、6月の世界選手権では香川県勢初の銀メダルを獲得。その後、10月の栃木国体では青年100ｍ平泳ぎで優勝。競泳界にその名をとどろかせました。
花車優選手の家族構成は？
花車選手の母親は、花車選手に水泳を勧めた人で、本人も元は平泳ぎの選手だったようです。生後6か月の時、水慣れコースのベビースイミングに連れていき、そこから現在に至るまで水泳を続けています。
父親の情報はありませんでしたが、『花車』という苗字が全国に50人ほどしかいない珍しい苗字で、そのうちの20人は香川県、さらに香川県の中でも坂出市が10人ということで、もともと地元の方だと思われます。
花車選手のTwitterで、かわいい声で応援しているのは、2018年当時4歳だった弟さんのようです。
このとき「中１と４歳の弟がおるよ笑」とつぶやいているので、今は高校1年と小学2年生になってるはずですね。お兄さんの影響で水泳は習っているのでしょうか？その内名前が出てくるかもしれませんね。
昨日でラストjo・高校生ラストレースが終わりました。
最後にユニフォームを着てキャップをかぶって出たレースの100m平泳ぎで大会新記録で優勝できました😆
50mと200mでもベストを更新して2位に入ることができました！
大学に入っても頑張ります！お世話になりました🎓 pic.twitter.com/9r6VbJPO6D— 花車優 (@yu_hanaguruma) March 30, 2018
花車優選手の出身中学・出身高校は？
花車選手は、香川大学教育学部附属坂出中学校→香川県立丸亀高等学校と、香川県の中讃地区では、最もエリートなコースを進んでいます。
中学時代には、水泳部員として全国中学校体育大会に出場し400mメドレーリレーで大会新記録で第1位になりました。大学からも表彰され、その様子が香川大学のホームページに掲載されていました。（香川大学公式ホームページはこちら）
高校生の頃には、医師を目指すかどうか、進路について悩んでいたそうです。さすが、偏差値の高い丸亀高校の生徒だという感じを受けます。
丸亀高校は文武両道を掲げている高校で、花車選手のように、学業成績も優秀、スポーツにも秀でている生徒は大勢います。また、芸術的な活動にも力を入れており、演劇や吹奏楽なども全国レベルです。
高みを目指す仲間たちと切磋琢磨しながら、高校時代を過ごしてきたのでしょう。
インターハイ終了。
200mは３位、100mは優勝できました！
どちらもベストで嬉しい結果😏
結果は自分でも驚き！
来年連覇目指していかんと！
あと、雅弥と二人でメダル全色制覇笑
お疲れ様でした！この後の大会も頑張っていきましょう！ pic.twitter.com/gBNNLnrVDh— 花車優 (@yu_hanaguruma) August 20, 2016
花車選手の通っていたスイミングスクールは？
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花車選手は高校を卒業するまで香川県坂出市にある『伊藤スイミングスクール』に通っていました。小学五年生からずっと指導してきた恩師塩崎健太コーチも、花車選手の活躍をとても喜んでいるようです。世界選手権で銀メダルを取った時には「世界で２位になったのを見ると、本当にすごいなと。ここぞという所に強い子で、期待以上のものを発揮することが昔からあったので、“やっぱり優だな”と思った」とテレビの取材に答えています。
金メダルをかけてあげたくて、こんな写真が撮りたくて、めっちゃ頑張れました。今までお世話になりました😊 pic.twitter.com/WbWaQUQ7R0
— 花車優 (@yu_hanaguruma) March 30, 2018
師弟愛、素敵です。
花車優選手の出身大学は ？
北島康介さんらを育てた平井伯昌コーチから声をかけられた花車選手は、東洋大学で平井コーチの下、力を蓄えます。大学在学中に、花車選手は数々の成績を残し、卒業前の国際大会代表選考会では、200m平泳ぎで見事優勝し、「2022年世界水泳選手権」の切符を手にしました。
花車選手の現在の所属は？
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東洋大学を卒業したのち、花車選手はキッコーマン株式会社に就職しました。キッコーマンは日本オリンピック委員会（JOC）が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して、花車選手の内定を決定したようです。
「アスナビ」は、「企業がトップ・アスリートを雇用や活動の面で支援することにより、トップ・アスリートの生活環境を安定させると同時に、企業の社会貢献や社内の連帯感創出に繋がることを期待する」という趣旨で日本オリンピック委員会（JOC）が行っているトップ・アスリートのための就職支援プロジェクトです。
＜キッコーマン公式ホームページから引用＞
まとめ
以上、パリオリンピックに向けて注目度抜群の花車優選手についてまとめました。
花車選手は、四国新聞のインタビューに「香川の応援が一番自分の力になっている」と答えています。応援している私たちまで嬉しくなってしまいますよね。
まずは、今年7月福岡で行われる世界選手権に注目したいと思います。
最後までお読みいただき、有難うございました。
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