【きょうの料理】大阪料理「鶏肉の柑橘くわ焼き」の作り方｜上野修さんのレシピ

きょうの料理

2025.04.24

2025年4月23日初回放送　NHK「きょうの料理」では、大阪の日本料理店主人上野修さんにより「なにわの”食い味”」を教わります。

大阪・関西万博が始まり、世界中が大阪に注目しています。大阪料理の特徴は昆布だしの「まったり味」。そして食材を無駄なく使いきる「始末の精神」。家庭でもできる方法で大阪料理の基本と魅力を教えていただきます。

ここでは、あいがもの産地として有名だった大阪料理をアレンジして、あいがものかわりに鶏肉で現代風にした『鶏肉の柑橘くわ焼き』の材料及び作り方をまとめました。ぜひ参考になさってください。

鶏肉の柑橘くわ焼きの作り方

＜画像出典：きょうの料理＞

昆布だしのたれでまったり味に！グレープフルーツの酸味が味のアクセントになります。

［たれ］

●塩・片栗粉・サラダ油

グレープフルーツは皮をむき、房の間にV字に包丁を入れ、一房ずつ果肉を取り出す。
アスパラガスは下部の堅い皮をピーラーでむき、4cm長さに切る。スナップえんどうは筋を除き、両端を切り落とす。どちらも塩適量を入れた熱湯でサッとゆでて冷水にとる。
大根は皮をむき、2cm厚さの輪切りにする。両面に格子状に切り目を入れ、いちょう形に切る。耐熱皿に並べ入れてふんわりとラップをし、電子レンジ（600W）に3分間かける。鶏肉は一口大に切り、片栗粉適量をまぶして余分な粉をはたく。
たれの材料を合わせておく。
フライパンにサラダ油大さじ2を中火で熱し、③の大根と鶏肉を並べ入れて両面を焼く。鶏肉から出た脂を紙タオルで拭き取って④のたれを加え、アルコールをとばして②のアスパラガスとスナップえんどうの水けをきって加える。はちみつ、粒マスタード、グレープフルーツを加えてサッと火を通す。器に盛り、あればディルを添える。